汗・ニオイ

足の臭いの原因と自宅で出来るかんたんな対処法

足の臭い対策

会社の飲み会の席、居酒屋。テーブル席でなく座敷になるとちょっと躊躇してしまう。

…そんな経験ありませんか?

足の裏は人間の体の中で一番汗腺が多いのに加え、靴の中は蒸れやすい環境が整っています。

「自分の足は結構臭うかも」…と自覚症状があるならまだ良いのですが、
実はかなりの足臭なのに、本人は全く気づいていない場合も多くあるようです。

また、日本人の特性かもしれませんが、他人から「あなた臭いよ」と指摘されることも少ないかと思います。

ここでは、「足の臭いの原因」と「誰でも簡単でしかも安価にできる足臭解消法」を紹介します。

足のニオイの原因

ヒトの汗は、皮膚にある「汗腺」と呼ばれる線から出てきます。

汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2つの種類があります。
(第3の汗腺として、「アポエクリン汗腺」という汗腺もあるという説もあります。)

エクリン腺(小汗腺)
エクリン腺は、唇や亀頭など一部を除くほぼ体全体に存在する汗腺で、特に額、手掌、足裏、腋などに多く存在します。
特に足裏には最も多く存在し、この足裏から1日に200ccも汗をかくとも言われています。エクリン線から出る汗は、「エクリン汗」と呼ばれ、主に暑い時や運動した時に発汗します。
また、精神的ストレスや辛いものを食べた時もエクリン腺から発汗します。成分は、99%が水。残りは塩分、尿素、尿酸、アンモニア、アミノ酸、グルコース、乳酸です。
ほとんどが水分であるだけに、臭いはほとんどありません。酸性。
いわゆる「さらっとした汗」。
アポクリン腺(大汗腺)
アポクリン腺は、わきの下、乳輪、鼻、耳の穴、陰部、肛門など限られた部位にしか存在しない汗腺です。
アポクリン腺から出る汗は、「アポクリン汗」と呼ばれ、量的にはエクリン汗より多く、持続的に分泌されます。成分は、70〜80%の水、残りはタンパク質・脂質・アンモニアなどが含まれています。
いわゆる「どろっとした汗」で、水以外の成分が常在菌によって分解されることで臭いが発生します。アポクリン汗は、哺乳類の芳香腺が退化したもので、一種のフェロモンと言えなくもありません。

足の臭いニオイはどうやれば解決できるか?

毎日お風呂に入って足も洗っているのに何故か何時も足が臭い…。
普段やっている行動が実は、足臭の原因だったりします。

  • 保湿成分の多いボディーソープで足を洗っている。
  • 靴は毎日同じものを履いている。

上記を行っている方はかなり多いでしょう。

足への対策

基本は足を清潔に保つことで日々ケアをすることで体臭は低減します。

爪を切る

爪を切る
足の爪を定期的に切ることは清潔に保つ基本ですが、
手の爪ほど伸びない為、あまり頻繁に切らない方も多いかもしれません。
ためしに足の爪の臭いを嗅いでみてください。指の爪より数段に臭うはずです。

保湿成分の多いボディソープで足を洗わない

お肌もっちりに洗い上げる保湿成分たっぷりのボディソープ。
お肌には良いかもしれませんが、足裏に関しては余計に足をムレやすくしてしまいます。

使用するならシンプルな固形石鹸、
もしくは柿渋石鹸などの消臭効果のある石鹸。
柿渋は、足臭だけでなく、加齢臭などの体臭にも効果があります。

消臭スプレー

市販の消臭スプレーも一時的には効果があります。

水とミョウバンで作る「ミョウバンスプレー」も同様の効果があります。

靴へ対策

足を清潔に保つことはもちろんですが、靴も雑菌を増やす大きな要因となります。
靴を清潔に保つ方法を紹介します。

同じ靴を毎日履かない

最低2日間のローテーションで靴を変えると休んでいる靴は、水分が少なくなり雑菌が増殖しにくくなります。

蒸れにくい靴を履く

当然ですが、革ブーツより通気性の良いメッシュの入った運動靴の方がベータです。
蒸れやすい靴は足に汗をかかせ、結果、雑菌が増殖し足が臭くなります。

生活習慣の対策

食べ物を気をつける

体臭(足の臭い)と食べ物には密接な関係があり、体臭をキツくする食べ物、体臭を改善する食べものがあります。

【体臭をキツくする食べ物】

■動物性脂肪が多い食べ物

脂肪分の多い食材は体の脂肪が付きやすくなるだけではなく、皮脂も増加します。皮脂は体臭の原因になります。

  • 牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類
  • チーズ、バター、マーガリン、牛乳などの乳製品
  • チョコ、ケーキ、スナックなどの洋菓子
■臭いの成分アリシンが含まれているもの

披露回復、抗菌殺菌、血行促進、食欲増進などの効果があるアリシンですが、体内に取り込まれ分解する際に強い臭いを発します。

  • にんにく
  • ニラ
  • 長ネギ
  • タマネギ
  • らっきょう
  • ブロッコリー

詳しくは、口臭がキツくなる意外な飲食物

■お酒

アルコールが体内で代謝する際に生成される「アセドアルデヒド」という成分。肝臓が処理できないほどアルコールを摂取すると血液をかえし汗と一緒に分泌されます。

タバコはやめる

タバコの煙にはニコチンのほかにも、アセトアルデヒドを含む多数の有害物質(ホルムアルデヒド、一酸化炭素、ベンゼン、トルエンなど)が含まれています。
体臭の原因となる要素満載ですので、タバコは足の臭いだけでなく、口臭、体臭などもキツくなります。
タバコは、キングオブ百害あって一利なしです。

ストレスを貯めない

ストレス
ストレスも体臭をキツくする要因の一つです。
ストレスや疲労がたまると自立神経のバランスが崩れ、大量の汗をかく場合があります。

以前より足臭、体臭、口臭がキツくなった場合は、ストレスや疲労のサインかもしれません。

いつか訴えられるかも!? スメルハラスメント

貴方の足の臭い大丈夫?

セクハラ、パワハラ、モラハラなどは聞いたことがあるかと思いますが、「スメハラ」という言葉が存在します。

スメハラとは、スメルハラスメントの略で、体臭、口臭、足臭などの悪臭により、周囲に不快感を与えることを言います。

スメル = ニオイ
ハラスメント = いやがらせ

スメハラという言葉は、主に男性の体臭・口臭に対して使われます。
スーツを来てお仕事するような方は靴を脱ぐ機会も少ないかと思いますが、
一度自分の足の臭いを疑って見たほうが良いかもしれません。

ちなみに、現在では女性の香水や高齢者の加齢臭なども対象となっています。

まとめ

体臭も含め足のニオイは自分ではなかなか気づかないものです。
紹介したものはどれも簡単なものばかりです。
普段の生活をちょっとだけ意識して、目指せ「脱足臭人生」。