【2021年11月12日現在の情報】
政府与党は18歳以下の子供を対象に「現金10万円給付」する案、そしてマイナンバーカードを保有する全ての国民へ「1人最大2万円相当のポイント付与」が調整されています。
現時点で確定ではないものの、マイナンバーカードを普及したい政府にとっては、少なくともマイナンバーカードを持っている人に何らかのメリットを与えるのは間違いないかと思います。
総務省によると、マイナンバーカード普及率は、4割に満たない38.4%にとどまっています。(2022年10月1日現在)
つまり6割以上の国民はマイナンバーカードを保持していないと言うことになります。
日本の全人口は約1.2億人ですから、6割で計算すると約7200万人。
その全員がマイナンバーカードを作る訳ではありませんが、仮に半分の人がマイナンバーカードの申請したとしても約3600万人という膨大な人数がマイナンバーカードを作るための申請が多なわれるということになります。
給付は年内から開始を予定しているらしいので、市町村窓口は大フィーバーになることは容易に想像できます。
マイナンバーカードを作る最もお手軽な方法
そんな
「まだマイナンバーカードを作っていない」が
「できるだけ早めにお金とかポイントとかが欲しい!」
…という人に、最もお手軽な方法を紹介します。
マイナンバー交付申請する方法は以下の4つの方法があります。
- 郵送
- スマホ
- パソコン
- 街中の証明写真機(マイナンバー対応機種)
どの方法にしても、マイナンバーカードを作るには「顔写真」が必要となります。
これは紙に印刷したもの以外にもデジタルデータでも可能です。
マイナンバー申請時、最大の手間は「写真撮影」です。
その点を考慮すると「スマホ」や「証明写真機」は、顔写真の撮影から申請まで一気に進めることができるので、最も手軽でスピーディーな方法と言えます。
「パソコン」については手順的にスマホとほぼ一緒ですが、顔写真データをパソコン上へ転送したり、23ケタの申請書IDを慎重に入力する必要があります。(スマホの場合は自動入力されます)
「郵送」は、昔ながらの方法で、アナログ派にはこれ一択です。
指定サイズ(縦4.5cm×横3.5cm)に印刷した写真や手書き作業が必要となるので一番手間がかかります。
「スマホ」の場合、交付申請書のQRコードを読み取って申請サイトにアクセスし、連絡用の名前とメールアドレス、そして顔写真データと生年月日などの申請情報登録を入力していけば手続きが完了します。
写真撮影は予めしておかなくとも、手続き中に撮影が可能です。
23ケタの申請用IDももちろん必要となりますが、これはQRコードに情報が含まれているので、自動的に入力されます。
使用できる顔写真データについては、最近6ヶ月以内に撮影し、無背景、正面を向いていればOKです。
スマホなら何度でも撮影しなおすことができるので、納得いくまで撮影できるのがメリットです。
利用可能な顔写真についての詳細は以下のページを参照ください。
撮影代金はかかってしまいますが、マイナンバー申請に対応した証明写真機を使うのもオススメです。
「証明撮影機は顔写真だけ撮影する物」と思っている方もいるかもしれませんが、
最近の機種は顔写真撮影だけでなくマイナンバー申請もすることができます。
交付申請書のQRコードを読み取らせると、その場で写真撮影から申請まで完了させることができてしまいます。
証明写真機なのでプリクラのように過剰なデコレーションはできませんが、ライティングされた室内で撮影され、後から肌質や明るさを調整できるので、プリクラ感覚で申請できるのが最大のメリットです。
また、スマホに転送できる機種であれば、顔の撮影だけしておき、後で申請サイトから顔写真データを添付することも可能です。
デメリットとしては、撮影代金がかかってしまうことでしょうか。
【マイナンバー申請対応機種一覧】
※操作手順は、Ki-Re-i(DNP)のサイトがわかりやすいです。
つまり、良くも悪くも10年間同じ写真を使用することになります(汗)
交付申請書は、2015年に自治体から郵送されたマイナンバーの「通知カード」に付属されていますが、もし見当たらない場合はマイナンバーカード総合サイトから郵送用の申請書をダウンロードするか、各市区町村窓口で申請用IDとQRコード付きの申請書を発行してもらってください。
申請完了後、1カ月程度で市区町村からマイナンバーカードの交付通知書が届きます。
窓口でカードを受け取る際には2種類の暗証番号を登録する必要がありますが、単純な数字の並びや生年月日、車のナンバーは避けましょう。
確定ではありませんが、3万円分ポイント給付の駆け込み申請で窓口が混雑するのは目に見えているので、マイナンバーカードを持っていない人は、できるだけ早めに申請することをオススメします。