厚生労働省のサイトで「職場でのストレスチェック」することができます。
質問は全部で57問で、4つの選択肢から1つ選ぶ方式。所要時間は約5分。
なかなかの質問数ですが、そのぶん詳しく分析してくれますので、是非チェックしてみてください。
全ての質問に答えると、あなたの職場におけるストレスレベルを詳しく表示してくれます。
スライド式で次々に質問されるのがちょっと気持ち良いです。質問中の水彩画風イラストもステキです。
もくじ
質問される内容
質問は全部で57問。問題数が多い為もあり、4つのステップに分かれています。
SETP0:性別(全1問)
【選択肢】男性/女性
STEP1 仕事について(全17問)

【選択肢】 そうだ/まあそうだ/ややちがう/ちがう
- 非常にたくさんの仕事をしなければならない
- 時間内に仕事が処理しきれない
- 一生懸命働かなければならない
- かなり注意を集中する必要がある
- 高度の知識や技術が必要なむずかしい仕事だ
- 勤務時間中はいつも仕事のことを考えていなければならない
- からだを大変よく使う仕事だ
- 自分のぺースで仕事ができる
- 自分で仕事の順番・やり方を決めることができる
- 職場の仕事の方針に自分の意見を反映できる
- 自分の技能や知識を仕事で使うことが少ない
- 私の部署内で意見のくい違いがある
- 私の部署と他の部署とはうまが合わない
- 私の職場の雰囲気は友好的である
- 私の職場の作業環境(騒音、照明、温度、換気など)はよくない
- 仕事の内容は自分にあっている
- 働きがいのある仕事だ
SETP2:最近1ヶ月の状態について(全29問)

【選択肢】 ほとんどなかった/ときどきあった/しばしばあった/ほとんどいつもあった
- 活気がわいてくる
- 元気がいっぱいだ
- 生き生きする
- 怒りを感じる
- 内心腹立たしい
- イライラしている
- ひどく疲れた
- へとへとだ
- だるい
- 気がはりつめている
- 不安だ
- 落着かない
- ゆううつだ
- 何をするのも面倒だ
- 物事に集中できない
- 気分が晴れない
-
仕事が手につかない
- 悲しいと感じる
- めまいがする
- 体のふしぶしが痛む
- 頭が重かったり頭痛がする
- 首筋や肩がこる
- 腰が痛い
- 目が疲れる
- 動悸や息切れがする
- 胃腸の具合が悪い
- 食欲がない
- 便秘や下痢をする
- よく眠れない
SETP3:周りの方々について(全9問)

【選択肢】 非常に/かなり/多少/全くない
- 次の人たちとはどのくらい気軽に話ができますか?
上司 - 次の人たちとはどのくらい気軽に話ができますか?
職場の同僚 - 次の人たちとはどのくらい気軽に話ができますか?
配偶者、家族、友人等 - あなたが困った時、次の人たちはどのくらい頼りになりますか?
上司 - あなたが困った時、次の人たちはどのくらい頼りになりますか?
職場の同僚 - あなたが困った時、次の人たちはどのくらい頼りになりますか?
配偶者、家族、友人等 - あなたの個人的な問題を相談したら、次の人たちはどのくらい聞いてくれますか?
上司 - あなたの個人的な問題を相談したら、次の人たちはどのくらい聞いてくれますか?
職場の同僚 - あなたの個人的な問題を相談したら、次の人たちはどのくらい聞いてくれますか?
配偶者、家族、友人等
SETP4:満足度について(全2問)

【選択肢】 満足/まあ満足/やや不満足/不満足
- 仕事に満足だ
- 家庭生活に満足だ
以上

診断結果の表示
グラフと共に診断結果が表示されます。診断結果は、印刷したりPDFファイルとして保存、PDFをメールで送信することも可能です。

上記の結果は、私が某出版社で働いていた時のことを思い出しながら計測した結果です。
レーダーグラフに関してはレベルを逆に見る感じでちょっと直感的ではないです。
(全体的にレーダーグラフの面積が少ないとストレスが高い)
アドバイスも、「まぁそうだろうね…」という感想です。
じゃあどうすればいいの?っていう場合は、次のステップへ。
「日本国はちゃんと職場のストレス対策対策を行っていますよー。」という紹介コンテンツを紹介してくれます。

結果画面の「ストレスケアのアドバイス」ボタンを押すと、
ストレス対処法やメンタルヘルス方を学ぶことのできる「e-ラーニングで学ぶ15でわかるセルフケア」のページや、「こころの耳電話相談」(旧こころほっとライン)の案内や、各都道府県の専門機関へ相談する為のページへジャンプすることができます。
同サイト内には働く人のメンタルヘルスに関しての情報が沢山掲載されています。
例えば、「心と体を整える1分間ストレッチ:東京ストレッチ物語」は、鈴木奈々とTKOの木本武宏の寸劇を交えたストレッチ方法を動画で見ることができます。
【終わりに】ブラック企業にいると本当に病みますよ…。
私が働いていた会社は超ブラック企業で、早出、残業、休日出勤は当たり前、
今考えるとよく過労死しなかったもんだと思います。
休日は、月に2回あれば上等な方で、有給も自由に取れるような環境ではありません。
無給料で働いている時間を計測するとなんと200時間/月を超えていました。
酷い時は月に300時間の時間外労働をしたこともあります。
それなのに、時間外労働の給料はゼロです。
給料がもらえる分の通常出勤時間は、8時間×2=160時間ですから、
時間外労働時間と合わせると、トータル月に460時間働いていたことになります。
そんな最悪の会社でしたが、自分がやりたい職種であったこともあり、
歯を食いしばってがんばって働いていましたが、6ヶ月しか持ちませんでした。
因みに、その会社は裁量労働制という傘を被り、現在も堂々と存在しています。