40代は、人生における大きな転換期であり新たな挑戦と変化が多く訪れる時期です。
この変化に伴う不安を軽減するために、見直すべき習慣や考え方をいくつか紹介します。
INDEX
1.「ネガティブな自己対話」をやめる
自己否定、マイナス思考。
自分自身に対する否定的な話し方や、自己批判が多い内面対話を続けることはやめましょう。
※ 内面対話とは、自分自身との対話、自問自答のことです。
なぜやめるべきか:
- ネガティブな自己批判は自信を著しく低下させ、ポジティブな行動ができなくなる。
- ネガティブな自己対話は、ストレスを増加させ心の健康を奪う。
- 自分自身との関係を悪化させ、自己肯定感を低下させる。
- ネガティブな思考は、創造性と生産性を阻害し、自分自身の可能性を抑制してしまう。
改善策:
- ネガティブな思考が浮かんだら、それを客観的に観察し、ポジティブな視点に切り替える練習をする。
- 前向きな発言をする練習をする。外に出す言葉は、ダイレクトに内面にも影響します。
- 否定的な言葉を意識的にポジティブな言葉に言い換える。
例:「〜できない」→「挑戦するある!」 - ミスや失敗をしたときは、成長の機会と捉え自分を励ます。
- ネガティブな人を避ける、または温かく見も守る。
- ネガティブな発言をしない、前向きな人と積極的に関わる。
- 感謝の日記をつけて、日々の小さな良いことや成功体験をアウトプットする。寝る前がオススメ。
- もし自己批判が止まらない場合は、プロフェッショナルなサポートを求めることも検討する。
2.「自分の感情を無視する」ことをやめる
自分の感情ややりたいことを後回しにし、他人の期待に応えようとすることはやめましょう。
なぜやめるべきか:
- 自分の感情を無視し続けることは、長期的には自己尊重感(自分のありのままを受け入れ、大切にできる、自分を好きと思える感情)を損なう。
- 無理をして他人を優先することで、燃え尽き症候群に陥るリスクがある。
改善策:
- その日の終わりに、自分の感情や体験について振り返る時間を持つ。日記やブログ、SNS等。
- 「ノー」と言うことの重要性を理解し、自分自身を大切にする。
- 自分自身に優しく、自己ケアを日常生活に取り入れる。
- 自分自身の感情を素直に表現できる人と一緒にいる。
3.「過去の失敗に囚われる」ことをやめる
過去の失敗について、いつまでも振り返り、後悔ばかりすることをやめましょう。
なぜやめるべきか:
- 過去の失敗に囚われすぎると、新しいチャレンジが出来なくなる。
- 失敗は学びの機会であり、成長には欠かせない貴重な経験と考える。失敗は成功のもと。人生は常に失敗の連続。
- 前に進むことが、自信と成功への道を開く。
改善策:
- 信頼できる友人や家族から励ましを受ける。
- 同じ過ちを繰り返さないための計画を立てる。失敗から学ぶことも多い。
- セルフコンパッション(自己への思いやり)を育む練習をする。
- 目標を細分化し、達成可能な小さなステップに分けて一つずつクリアしていく。
- 日記に自分の感情や進歩を記録する。過去の失敗を客観的に見ることができる。
4. 「自分を他人と比べる」ことをやめる
他人の成功や幸せと自分の状況を比べてしまうことをやめましょう。
現代社会では、テレビ、Youtube、SNS(Instagram,X、Tiktok、Facebook等)が、自分との比較ツールとなってしまっています。
なぜやめるべきか:
- 他人と比較することで自己評価が下がり、不必要なストレスを感じる原因となる。
- SNSは、良いところだけをフューチャーされがち。実際の生活の全てではない。
- 自分の時間やエネルギーを他人ではなく、自分自身の成長に注ぐべき。
- 他人との比較は幸福感を奪い、自分の目標達成へのモチベーションを低下させる。
- 人生は自分のペースで進むものであり、他人との比較は意味は全くない。
改善策:
- SNSの使用時間を減らし、リアルな人間関係にもっと時間を割く。
- いっそSNSのアプリを削除する。有益な時間が一気に増えます。
- 「自分は自分。他人は他人。」と考える。
- 日記をつけて自分自身の小さな成功や幸せな瞬間を記録する。
- 自分だけの目標を設定し、それに向かって一歩ずつ進んでいく。
- 自分自身を褒める習慣をつけ、自己肯定感を高める。
- 時間がある時には、自分だけの趣味や興味を探求する時間を持つ。(SNSは利用しないこと)
5.「完璧主義であること」をやめる
全ての事柄において完璧を求めることをやめましょう。
なぜやめるべきか:
- 完璧は達成不可能な目標であり、常に満足できない状態になる。
- ストレスと焦燥感が増し、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす。
- 完璧主義はプレッシャーを増加させ、クリエイティビティ(創造力・独創力)を阻害する。
- 小さなミスから学ぶ機会を失い、成長のチャンスを逃しす。
- 人間関係にも影響を及ぼし、自分と他人の両方に対して厳しい基準を設けがちになる。
改善策:
- 「完璧よりも進歩」を目指すマインドセットを持つようにする。
- 自分自身に対して優しく、小さな達成も積極的に認めるようにする。
- 失敗を成長の一部と捉え、失敗から学ぶ機会として受け入れる。
- 自分だけでなく、他人に対しても現実的な期待を持つように心がける。
- 日々の瞑想やマインドフルネスの練習を通じて、自己受容を深める。
6.「情報のインプットしすぎ」をやめる
不安を感じたときに過剰な情報収集をすることをやめる。
ここでも、テレビ、Youtube、SNS等が代表的なもの。
なぜやめるべきか:
- 情報過多は不安を増大させ、判断力を鈍らせる。
- 必要以上に情報を得ようとすることで、実際には重要でないことに時間を費やすことになる。
- 情報の質より量に捉われると、誤解や混乱を招く恐れがある。
- 過剰な情報摂取は精、神的な疲労を引き起こし、集中力の低下に繋がる。
- 情報に振り回されることで、自分自身の感覚や直感を信じる力が弱まる。
改善策:
- 一日の情報摂取時間を制限し、特定の時間帯に集中させるようにする。(テレビ、Youtube、SNSをダラダラ見ない)
- 厳選した信頼できる情報源に絞り、質の高い情報にアクセスする。
- 情報を得た後は、それが自分の生活や判断にどのように役立つかを冷静に考えてみる。
- SNSやニュースのチェック頻度を減らし、リアルな対人関係や趣味にもっと時間を使う。
- 不安を感じたときは、情報収集ではなく、リラクゼーションや運動など他の方法で対処する。
7.「思い込みに振り回される」ことをやめる
「40代で新しいことを始めるのは遅い」といった自分に対する否定的な思い込みをやめる。
なぜやめるべきか:
- 思い込みは可能性を狭め、新しいチャンスを見過ごす原因になる。
- 自己制限する考え方は、自己成長の機会を奪う。
- 年齢に関わらず、学びや成長は人生を豊かにする重要な要素です!
改善策:
- 新しい趣味やスキルを学ぶことに挑戦してみる。始めるのに遅すぎることはありません。
- 成功事例をリサーチし、自分と同じ年代で成功を収めた人々からインスピレーションを得る。
- 自己肯定感を高めるための瞑想やアファーメーションを日常に取り入れる。
- 小さな成功を積み重ねることで、自分に対する信頼を築く。
- メンターやロールモデルを見つけ、彼らの経験から学ぶ。
8.「過度な将来への不安を抱え込む」ことをやめる
「未来のあらゆる可能性について過度に心配し、その結果、現在の生活を楽しむことを忘れること」をやめる。
なぜやめるべきか:
- 過度な心配は、現在の幸福感を低下させストレスと不安を増大させる。
- 「未来に起こるかもしれない」問題に焦点を当てるよりも、現在にできることに集中することが重要。
- 不確実性は常に存在するが、その不確実性を受け入れ、柔軟に対応する能力を養うことが大切。
改善策:
- マインドフルネスや瞑想を実践し、現在の瞬間に集中することで不安を和らげる。
- 将来に対する計画を立てることは大切でだが、それに固執しすぎないように心がける。
- 小さな目標を設定し、達成することで自信をつけ、将来への不安を軽減する。
- 日々の生活の中で感謝できることを見つけ、ポジティブな気持ちを育てる。
- 不安が強い場合は、カウンセリングやセラピーを受けることも検討する。
まとめ
40代女性の将来への不安は、適切な方法で不安と向き合い、自分自身を信じて行動することで、将来への希望を見出すことができます。
人生はまだまだ長いです。あきらめないで行動しつづけましょう!
では、グッドライフを!
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