あなたは周りからどう見られているのでしょう?
誰もが人から好かれたいと思うものですが、人間関係は複雑で、時に自分の行動や言葉が思わぬ誤解を生んだり、人との距離感を間違えたりすることがあります。
この記事では、嫌われる人の特徴3つと、自分を守るためのヒントをご紹介します。
INDEX
特徴1:クレクレ星人
いつももらってばかりの人
「クレクレ星人」とは、常に人から何かをもらってばかりで、自分からは何も返さない人のことです。
このタイプの人は、自分の欲求を満たすことには非常に積極的ですが、相手に対する感謝の気持ちやお返しの行動が伴いません。
「与える人(Giver)」と「もらう人(Taker)」の関係性でいうと、明らかに「Taker」の側に立っています。
このような一方的な関係性は、時間が経つにつれて相手に大きな精神的、場合によっては金銭的な負担を強いることになります。
人にお願いばかりするのに、自らはお返しをしない「クレクレ星人」は、例外なく嫌われる存在になります。
しかも怖いことに、多くのクレクレ星人は、特に悪意があってこのような行動をしていないのです。
つまりは自覚症状がないのです。
具体的な例
- 人の好意を当たり前だと思っている。
- 自分の都合ばかり押し付けてくる。
- 自分の失敗を人のせいにする。
- おごってもらって当たり前という態度。
- プレゼントを要求する。
- いつもお金を借りては返さない。
あなたがクレクレ星人にならないための方法
- 自分から何かを与える。
- 相手の立場に立って考える。
- 相手に感謝の気持ちを伝える。
- 借りたものは必ず返す。
クレクレ星人の対処法
- お金を貸すときは、期限や利息を明確にする。書面に残すとより確実。
- 物を貸すときは、貸し出し期間や返却方法を決める。
- 頼まれごとをされたときは、自分の都合や条件を伝える。断るときは理由をちゃんと説明する。
- その人と距離を置く。
特徴2:マウンティングする人
自分を高めるために他人を下げる
マウンティングとは、自分の方が優位であることを誇示する行為で、動物が順位を決めるために威嚇し合う行動から、比喩的に使用されます。
マウンティングする人は、自分が相手より優れていることを示し、優位に立とうとします。
自分の価値を高めるために、他人を見下す行動は、人言関係の障害となります。
こういった人は上から目線で物事を言い、自慢話を多用することで自己の価値を高めようとしますが、これが原因で友人や同僚から避けられることになります。
マウンティングする人と付き合うと、精神エネルギーと時間を奪われ、疲労困憊してしまいます。
具体的な例
- 自分の学歴、職歴、資産などの自慢話を長々と聞かせる。
- 人の意見を否定する。
- 人の欠点や失敗を指摘したり、馬鹿にしたりする。
- 話を遮ったり、話題を変えたりする。
- 自分の方が大変だとアピールする。
- 自分は完璧だと思っている。
マウンティングする人にならないための方法
- 人の意見や感情を尊重する。
- 人の長所や成功を認める。素直に褒める。
- 話を聞く姿勢を見せる。あいづちや質問を入れる。
- 自分の苦労話や自慢話を控える。他人の話に興味を持つ。
- 自分は完璧ではないということを受け入れる。
マウンティングする人への対処法
- 相手に同調しない。
- 冷静に受け流す。
- 自分の価値観を大切にする。
- その人と距離を置く。
特徴3:悪口、ネガティブ発言が多い人
人の悪口やネガティブな発言を頻繁にする人も、周囲から避けられる存在です。
そういった人は、次第に周囲から遠ざけられ、自ら孤立を招いてしまいます。
誰にでも悪口を言う悪循環
悪口やネガティブな発言をする人は、周囲の人々にとって大きなストレス源となります。
人の悪口を言う人は、その習慣がどこでも表れ、聞いている人を不快にさせます。
悪口を言われて嬉しい人はいませんし、悪口は必ず回り回って本人の耳に届きます。
場の雰囲気を壊す存在
楽しい集まりや飲み会で、ネガティブな発言をする人は、場の雰囲気を壊してしまいます。
参加者は楽しい時間を過ごすために集まっているのに、気分を落ち込ませるような発言は歓迎されません。
次から呼ばれなくなること必死です。
具体的な例
- 不平不満を口にする。
- 愚痴や文句ばかり言う。
- 人の容姿や性格を批判する。
- 人の成功や幸せを素直に喜べない。妬んだり、けなしたりする。
- 人の失敗や不幸を喜ぶ。慰めるどころか、さらに追い打ちをかける。
- 不幸自慢をする。
悪口・ネガティブ発言が多い人にならないための方法
自分の言葉の影響力を認識する
悪口やネガティブ発言は、相手を傷つけるだけでなく、周囲の雰囲気を悪化させ、自分自身の評判も落としてしまいます。
自分の言葉が相手にどのような影響を与えるのか、常に意識することが大切です。
ポジティブな思考を心がける
物事を悪い方へ考えてしまう人は、悪口やネガティブ発言になりやすい傾向があります。
日頃から感謝の気持ちやポジティブな思考を心がけることで、自然と発言も明るくなるでしょう。
相手との信頼関係を築くためには、ポジティブで建設的なコミュニケーションを心がけましょう。
自分の感情をコントロールする
怒りや不満を感じているときは、つい悪口やネガティブな発言をしてしまいがちです。
感情的にならず、冷静になる時間をとることが大切です。
具体的な方法:
- 深呼吸をする
- 10まで数える
- 状況から離れる
- 信頼できる人に話を聞いてもらう
- 自分の感情を紙やスマホなどに書き出す
必要であれば専門家に相談する
悪口やネガティブな発言をどうしても控えることができない場合は、専門家に相談してみるのも一つの方法です。
カウンセラーなどの専門家は、問題解決に向けてアドバイスやサポートを提供してくれます。
悪口・ネガティブ発言が多い人への対処法
- ポジティブな話題で会話をリードする。
- 悪口やネガティブな発言には同調しない。相手に反論する必要はない。
- ネガティブな影響を受けないように、精神的なまたは物理的な距離を保つ。
- 飲み会などで否定的でネガティブな話や、気分の落ち込む事を言われたときは、相手の話に乗らない。自分は自分の楽しみ方をする。他の人とポジティブな話をする。
- その人と距離を置く。
まとめ
人から嫌われる特徴を持つ人は、自分の行動や言葉の影響に気づいていません。
このような特徴を持つ人が身近にいる場合は、できれば距離を置いたほうが良いのですが、学校や職場など、そうも言ってれれない場合は、この記事を参考に、自分の金銭・時間・精神的な健康を守る工夫をしてください。
もし、自分がこれらの特徴に当てはまるようであれば、自己反省と相手への思いやりを持つことで、より良い人間関係を築くことができるようになります。
どうぞよい人生を。
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